宮古島の海びらき 4年ぶりに観客動員
前浜で来月2日開催/元大関小錦さんライブなど
「第45回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」が4月2日に下地与那覇前浜ビーチで開かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で過去3回は規模を縮小していたが、今回は4年ぶりに制限を解除し、観客を動員して行われる。アトラクションでは大相撲元大関のKONISHIKI(小錦)さんのスペシャルライブがある。主催する宮古島観光協会の吉井良介会長らが10日に会見し、多くの来場を呼び掛けた。
オープニングは午前10時で、ダンスやライブ、海びらき宣言、初泳ぎ、相撲大会、宝探しなどが予定されている。オープニング前には海の安全を祈願する「ニガイ」が行われる。来場者用の駐車場は下地球場に設けられ、午前9時から15分間隔で会場までシャトルバスを運行する。会場周辺には駐車できない。
KONISHIKIさんは教育テレビの「にほんごであそぼ」に出演しており、子供たちに人気がある。スペシャルライブには夫人の小錦千絵さんと登場する。
観光協会で行った会見で吉井会長は「東洋一といわれる前浜ビーチを舞台に、一足早い夏の訪れと明るい元気な宮古島を内外に発信し、海の安全、安心を祈願する。ここ数年はコロナ禍で行動制限があり縮小したイベントとなっていたが、ようやく待ち望んでいた観客を動員しての開催になる」と喜び、「KONISHIKIさんのユーモアがあって優しさあふれる人柄は子供たちから人気が高く、宮古島の子供たちに夢と希望と元気を与えてくれると確信している」とアピールした。