宮古島市実行委が解散/美ら島おきなわ文化祭2022
総会で決算など2議案承認
「文化芸術の花 咲いわたり」をテーマに昨年10~11月に開かれた2022年度第37回国民文化祭「美ら島おきなわ文化祭2022」の宮古島市実行委員会(会長・座喜味一幸市長)は28日、市役所で総会を開き、22年10月29日に市未来創造センターで行った「詩(ことば)の祭典」など実施事業について報告。実行委員会決算、実行委員会解散の2議案を承認し、解散を決めた。
総会の冒頭であいさつした座喜味市長は「市実行委員会の役割を終える。今後も宮古島の文化・芸術が盛り上がっていくよう協力をお願いする」と呼び掛けた。
国民文化祭は観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野の施策と有機的に連携しつつ地域の文化資源などの特色を生かした文化の祭典。1986年度から各都道府県持ち回りで開催されている。
「美ら島おきなわ文化祭」では、沖縄文化の魅力を県内外に発信しようと22年10月22日~11月27日の37日間、宮古島市を含む県内41市町村で計164事業が行われ、観客数は延べ58万人だった。
宮古では、「詩の祭典」をはじめ、市民総合文化祭、宮古の宝再発見「みゃーくふつフェスタ」、「宮古の芸能選~太平に踊ら 大世に舞ら~」など計7事業が実施された。