05/01
2025
Thu
旧暦:4月4日 先勝 庚 
産業・経済
2011年4月14日(木)9:00

貨物管理の充実期待/平良港第1埠頭

上屋倉庫が供用開始

下地市長(中央)らがテープカットを行った=13日、平良港第1埠頭の上屋倉庫

下地市長(中央)らがテープカットを行った=13日、平良港第1埠頭の上屋倉庫

 平良港第1埠頭に建設された上屋倉庫の供用開始式典(主催・市)が13日、同倉庫で行われた。下地敏彦市長ら関係者が出席し、円滑な荷役作業や確実な貨物管理、輸送コストの大幅な縮減に期待を寄せた。


 2008年11月に改定された平良港港湾計画で、船舶の大型化への対応や災害に強い平良港を目指し、第2・第3埠頭間を埋め立て。さらに港湾機能の整備拡充を図るため、漲水地区再編事業が位置付けられていた。

 このため、現在の第2埠頭南側と第3埠頭北側岸壁を利用する船舶の第1埠頭へのシフトが急務となり、第1埠頭での上屋倉庫の施設整備が急がれていた。

 上屋倉庫は鉄筋コンクリート造り平屋。建築面積1649平方㍍。このうち倉庫が1592平方㍍、事務所40平方㍍、男女トイレ18平方㍍。総事業費は国の補助金・交付金と市の負担を合わせて3億円。

 下地市長は「平良港の2009年現在の取扱貨物量は197万4000㌧、船舶利用客数は54万人。平良港を経由する貨物は圏域で取り扱われている貨物量の98%を占めている」と述べ、平良港のさらなる発展を願った。

 市議会の下地明議長は「物流通の拠点港としてますますの発展を祈念する」と祝辞を述べた。

 この後、下地市長、下地議長、平良港整備促進期成会の中尾英筰会長、平良港湾事務所の小早川弘所長、宮古島商工会議所の下地義治会頭の5人がテープカットを行った。

関係者らが、今後の貨物管理の発展などに期待を寄せた


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!