看板、花でトライ選手激励/大会本番向け空港に設置
撮影スポット活用も期待/みやこ福祉会
みやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)は16日に開催される第37回全日本トライアスロン宮古島大会で来島する出場選手や観光客らを歓迎しようと6日、宮古空港に「歓迎 STRONGMAN」と明記した看板と花のプランターを設置した。担当職員の根間玄孝さんは「選手を歓迎してトライを盛り上げながら、観光客や市民の皆さんに撮影スポットとして活用してもらえたら」と期待を示した。
同会は宮古空港ターミナルから委託を受け、空港内の樹木の剪定(せんてい)や花の設置など環境美化業務を行っている。市内のイベントに合わせた企画も行っており、間近となったトライアスロンに向けて今回の設置となった。
設置されたのは到着ロビーを外に出て右側にあるスペースの壁際。早速、荷物を手にした観光客が記念撮影する姿が見られた。
看板は市の協力を得て作製した。「歓迎STRONGMAN」をはじめ、大会スローガンの「海・風・太陽(てぃだ)熱き想い君を待つ」、大会ロゴが明記されている。
花は、同会が運営する知的障害者通所授産施設みやこ学園の園芸班が育てた色とりどりのマリーゴールド、インパチェンスのプランター大小計30個を出向班が設置した。
出向班の男性は「みんなで大事に育ててきた。出来栄えは良いと思う。この花を見て元気になり、全員完走してほしい」と語った。
また、空港周辺の管理を担当する松川登さんは「孫みたいな子たちがハウスで頑張って花を育てている。選手や観光客の皆さんに喜んでもらえるように、これからしっかりと管理していきたい」と話した。