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社会・全般
宮古島地方気象台長 小林 俊彦さん(57歳)
4月1日付で、宮古島地方気象台長に就任した。宮古は初めての勤務。「山に囲まれた山梨県で生まれ育ったから、海への憧れは強い。宮古の海は美しいので、休日はゆっくり眺めたい。暖かくて、健康に良い」と物腰の柔らかい声で語る。
「大雨・台風・地震・津波予報などに関しては的確な情報を伝達する。国民が必要な情報を知りたい時に、その必要な情報を提供するのも業務」と改めて決意を新たにする。
「職員には、創造的に仕事をするよう訓示した。与えられた仕事だけでなく、仕事が影響を及ぼすことを幅広く想像すると、そこから仕事の改善や工夫が見える。そして効率的な仕事につながる」と強調した。
「小・中・高校や地域の団体などから気象に関する出前講座の要望があれば、即対応したい。防災啓蒙は重要なこと」と気象教育に積極的に取り組む姿勢を示す。
さらに「宮古に津波警報が発令された場合は高台へ逃げ、絶対海岸に近寄らないように」と強く訴えた。
小林 俊彦(こばやし・としひこ)1953(昭和28年)10月27日生まれ。57歳。山梨県出身。東京電機大学卒。72年気象庁入り。名古屋地方気象台中部国際空港準備室長、中部航空地方気象台次長、気象庁観測課観測システム運用室課長補佐などを歴任。08年同課気象測器検定試験センター所長に就任。11年4月、宮古島地方気象台長に着任。趣味はサイクリング。