元気な2人が仲間入り/福嶺小
3年ぶりに入学式/地域、学校で盛大歓迎
福嶺小学校(前川和昭校長)の入学式は11日、同校体育館で行われた。ここ数年は入学児童がいない状況が続いて入学式が開催できなかったが、今回は元気いっぱいの新1年生2人が入学。3年ぶりの入学式を学校、地域全体で喜ぶとともに2人の活躍に期待を寄せた。新しい仲間を迎え入れた同校の児童数は11人となった。
今回入学したのは、平良琉伊君と土屋めぐみさん。2人とも式では緊張しながらも、笑顔を振りまき、小学校生活をスタートさせた。
式辞で前川校長は福嶺小の魅力について「図書館の充実」「珍しい遊具」「プール」「優しい上級生」「楽しい活動をするIT部」があることを紹介した。
その上で「学校全体で皆さんが入学してくるのを楽しみにしていた。いろいろと楽しいことがあるので毎日、元気で学校に登校してほしい」と呼び掛けた。
児童を代表して、久保智寛君が「最初は緊張するかもしれないが、みんな優しいので一緒に楽しい学校生活を送ろう」と歓迎の言葉を述べた。
平良君と土屋さんは緊張しながらも笑顔で自己紹介を行い、「一年生になったら」を大きな声で歌った。
3年ぶりの入学式ということもあり、式には大城裕子教育長も訪れ、新1年生に対して「これから楽しいことがたくさん待っている。先生の話をよく聞いて、いろいろなことに積極的にチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。
そのほか、3年ぶりに入学式が開催できたことについて、前川校長は「多くの方にアドバイスを受けて入学式ができることを感謝している。来年もその次の年も入学児童を迎え入れるように指導をお願いしたい」と述べた。