11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済 観光関係
2023年5月2日(火)9:00

レンタカー台数が過去最多に/22年度宮古島市

5259台で前年度比1733台増
事業者数は77カ所増の222社に

 

レンタカー車両数と事業所数の推移

レンタカー車両数と事業所数の推移

2023年3月(22年度)末現在、宮古島市内にあるレンタカー事業者数は222カ所、レンタカー車両数は5259台となり、前年同月比で事業者数は77カ所増、車両数は1733台増といずれも約1・5倍に増加し、過去最多となったことがこのほど、沖縄総合事務局のまとめで分かった。宮古島では22年度、レンタカー不足となっていたことから新規参入業者が増加したものと考えられる。

過去10年間の市内でのレンタカー車両数を見ると、13年度の1374台から5年連続で増加を続け、17年度には13年度比で約2倍となる2719台に、18年度には3695台にまで増加。その後、19年度、20年度は微減となったが、21年度には再び増加に転じ、22年度で一気に5259台にまで増加した。

事業者数は13年度からほぼ右肩上がりで増えてきたが、これまでで増加幅が最も大きかったのは前年度比25カ所増となった18年度で、22年度の増加幅は18年度を大きく上回った。

県内他市町村と比較すると、22年度の宮古島市の車両数は、1万1616台だった豊見城市、9762台だった那覇市に次ぐ3番目の多さで、事業者数では243カ所の那覇市に次ぐ2番目の多さとなっている。

222カ所、5259台という数について、市内のレンタカー業者の関係者は「数の多さにびっくりした。増えているとは思っていたが思っていた以上に増えていた」と話す。

増加した要因については「22年度は新型コロナによる行動制限が緩和され観光客が増加し、レンタカー不足が生じたことから、そこに商機がある思って多くの人が参入し、増えたのではないか」とした上で「レンタカー業は届けを出せば誰でも、1台からでもできる事業なので、小規模の事業所が増えたのではないかと思っている。新規参入者は島外の人がほとんどだと思う」との考えを示した。

レンタカー車両数が増えたことに関しては「借りたい人が借りられず困ることがなくなるので、多くなるのは良いこと。ただ事故が増えなければいいなとは思う」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!