GW後半がスタート
空港は観光客で混雑/各行楽地には家族連れ
最大で9連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)は3日、後半がスタートした。天気も良く、行楽地や観光地は家族連れでにぎわった。宮古空港は多くの観光客で終日、混雑した。
空港到着ロビーは大きなスーツケースを手にした観光客が次々と降り立ち、出迎えのレンタカー会社の係員と落ち合う姿が多くあった。東京から友人と3泊の予定で来島した20代の女性は「コロナ明けで初めての旅行が宮古島。宮古島はとても人気があり、レンタカーを使って楽しみたい。もちろん海が一番楽しみ」と話し、友人は「おいしい食べ物も楽しみ」と付け加えた。
うえのドイツ文化村ではこいのぼりフェストが始まった。ゴールデンウイーク中のイベントで7日まで行われる。
園内にはマルクスブルグ城を背景に、約1000匹のやや小ぶりのコイが空を舞っている。
初日から家族連れが訪れ、子供たちはこいのぼりの下を走り抜けたり、芝生では弁当を囲んだりする様子があった。しばらく見られなかった屋台も出て、祭り気分を演出している。
母親と一緒に来た原田真子さん(7)は「遊びに来たけどこいのぼりが揚がっているとは知らなかった。とてもきれい」、樋口花咲さん(7)は「おにぎりを作って来たので、次は崎田川に行く」とそれぞれ笑顔だった。
大阪から宮古に嫁いだという30代女性は「コロナ禍に比べると人が多い。GWはとりあえず外に出ようかなと思う」と2歳の息子と木陰でくつろいでいた。
うえのドイツ文化村の池本隆紀支配人は「コロナ禍は式典は行わず、こいのぼりだけを設置していた。今年はコロナ禍以前のにぎわいに戻りつつある。子供たちが喜んでくれればうれしい」と話した。