開業祝いセレモニー開催/ヒルトン沖縄宮古島リゾート
総支配人「宮古のためになる企業に」
平良久貝のトゥリバー地区内に完成したホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(棚町誠二総支配人)の開業セレモニーが18日、同ホテルで開かれた。来場した大勢の市民や関係者らに対し、棚町総支配人は絶景のロケーションにホテルが建設できたことを喜ぶとともに、今後は地域に寄り添って、宮古島のためになる企業として、ホテル事業を進めていきたいとの考えを示した。
三菱地所と鹿島建設が開発し、ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区が運営する同ホテルは、地上8階建てで客室は329室。レストランは四つ、プールは屋内外に計5カ所あり、宴会場やミーティングルーム、チャペルも備える。
宴会や婚礼の受け入れが9月からとなることから、8月26日をグランドオープンとする予定であることから、今回は「ソフトオープン」という位置付で開業セレモニーを開催した。
セレモニーであいさつに立った棚町総支配人は、事業主や宮古島市によるこれまでの支援に感謝の言葉を述べるとともに、ホテルの立地について「世界に誇る宮古ブルーの海、感動のサンセット、伊良部島と伊良部大橋を臨む絶景のロケーション。長い旅で到着されたお客さまが、一瞬で疲れを癒やしていただける場所にあると思う」との考えを示した。
また、館内にはレストランやプールなどがあることを紹介し「宮古にお住いの皆さまにも気軽に使っていただきたい」と語る棚町総支配人。地元から多くの人を雇用していることも報告し「これから宮古島市で事業をしていくわけですが、皆さまと一緒に寄り添って、宮古のためになるような企業として、この土地でホテル事業を進めていきたい」として、関係者らに引き続いての支援、協力を呼び掛けた。
セレモニーではそのほか、みやこ少年少女合唱団が開業を祝う「歌の贈り物」として合唱を2曲披露した。