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政治・行政 教育・文化
2023年7月9日(日)9:00

城辺・福嶺幼は24年度統合/市立保育所・幼稚園、こども園移行計画

佐良浜幼・保は伊良部と統合/27年度までのスケジュール示す

 

市立保育園・幼稚園の認定こども園移行スケジュール

市立保育園・幼稚園の認定こども園移行スケジュール

市子育て支援課はこのほど、市立保育所・幼稚園の認定こども園移行等に向けた基本計画を公表した。移行スケジュールとして2024年度に城辺幼稚園と福嶺幼稚園を近隣施設と統合、25年度には佐良浜保育所と同幼稚園を伊良部こども園と統合、27年度には池間、狩俣、西辺の3幼稚園の統合と、西城保育所と同幼稚園の統合を計画している。

宮古島市は17年8月に教育・保育の在り方と方向性を示す「市立幼稚園・保育所の認定こども園移行等に関する基本方針」を策定し、幼児期の教育、保育や地域の子育て支援を一体的に提供できる認定こども園への移行に取り組んできた。

同方針では、市子ども・子育て支援事業計画で設定した「教育・保育の提供区域」ごとに1カ所は認定こども園を設置していくこととされていて、これまでに18年度に上野区域と下地区域、19年度に伊良部区域に認定こども園を設置してきた。平良北、平良南、城辺区域については、小中学校の統廃合や入所児童の推移、施設の耐用年数などを考慮しながら、21年度以降をめどに認定こども園への移行を進めるとされていて、それを具体化するためこのほど、認定こども園移行に向けた基本計画が策定された。

同計画では、移行に当たっては「教育・保育の提供区域」ごとに、就学前児童数の推移や既存教育・保育施設の状況、保護者ニーズなどを踏まえ検討を行うことなどを基本方針にうたっている。移行計画としては、▽既存公立幼稚園を利用しての認定こども園への移行▽施設規模および周辺私立保育所の受け入れ状況に応じた認定こども園への移行▽民営化の推進|などを目指す考えを示している。

大まかな移行スケジュールとしては、▽24年度に城辺幼稚園と福嶺幼稚園を近隣保育所・幼稚園と統合▽25年度には佐良浜保育所・幼稚園を伊良部認定こども園と統合▽27年度には池間幼稚園と狩俣幼稚園、西辺幼稚園を(仮称)平良北区認定こども園に、西城保育所・幼稚園を(仮称)西城認定こども園に統合|を計画している。

ただし、移行計画や時期については社会情勢の変化などを踏まえ随時見直しを行う考え。そのほかの保育所・幼稚園については、ニーズ調査や入園児童の推移、周辺法人保育所の意向などを踏まえながら27年度以降をめどに移行が進められる。

認定こども園とは、幼稚園と保育所両方の役割を果たすことができ、①保護者が働いている、働いていないにかかわらず就学前の子どもを受け入れ、幼児教育・保育を一体的に行う機能②すべての子育て家庭を対象に、子育てに関する相談活動や親子の集いの場の提供等を行う機能|を備えている施設となる。


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