430本植樹、543本補植/美ぎ島グリーンネット22年度
年度は5地区で活動/総会で報告、計画案承認
美(か)ぎ島(すま)宮古(みゃーく)グリーンネット(会長・座喜味一幸市長)の第18回通常総会が25日、宮古森林組合で開かれた。座喜味市長や役員らが参加し、2022年度の行動報告や23年度行動計画書など計5議案を原案通り承認した。22年度の植樹・育林回数は5回、テリハボクなど計430本を植え、ブッソウゲなど543本を補植した。植樹・育林面積は6886平方㍍。参加者延べ512人だった。
座喜味市長は「活動をしっかりと毎年計画し、成果を上げていると思っている。宮古島をしっかりと発展させること、宮古島を世界の財産にしていかなければならない。将来は彩りのある緑関連の資源が造成されるようこれからも支援協力をしてほしい」とあいさつし、各団体の協力に感謝した。
22年度収支決算では、次期繰越金8万2920円を計上した。新年度収支予算は、収入支出ともに204万円。23年度の行動計画は▽城辺西東地区での育林(9月)▽城辺仲原地区での育林(10月)▽伊良部家後地区での育林(11月)▽下地積間地区での植樹(12月)▽平良宮原地区での育林(来年4月)-となっている。
県宮古農林水産振興センターの砂川喜信所長は来賓あいさつで「宮古島は総面積の約50%が農地で占められている。防風林が適切に維持管理されている場所は台風での被害が少ない。災害に強い花と緑に包まれた島づくりの推進は宮古地域における農地、防風林の育成に大きく貢献している。県としても引き続き皆さんの理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
任期満了に伴う役員の選任も行われ執行委員3人を承認した。
新役員は次の通り。
執行委員=石川博幸(市農林水産部長)、満本裕彰(宮古農林水産振興センター農林水産整備課長)、友利仁志(同センター農業改良普及課長)