「活力朝礼」で資質向上/倫理法人会
企業7社が朝礼を実演
宮古島倫理法人会主催の「職場を元気にしていくための活力朝礼大会」が16日、平良のぱいながまホールで行われた。企業7社の社員らが資質向上と社業発展のために実践している朝礼を実演し、歯切れの良いあいさつで会場の参加者の緊張感と拍手を誘った。
大会の冒頭、宮古島倫理法人会の砂川幸男会長が「活力朝礼の特徴は、礼儀正しく、明るく、元気よく、大きな声を出して、楽しく笑顔で実践することが大切で、歯切れの良さやリズミカルに行うことも基本。活力朝礼で社員の気持ちが一つになり、目指す方向が見えてくる」と話し、参加者に活力朝礼の実践を呼び掛けた。
2回目となった大会の実演企業は▽パラダイスプラン▽アクティブ▽NK自動車▽孫悟空グループ▽協進開発▽なかよし保育園▽住宅情報センター-。
パラダイスプランは独自のフィロソフィ(哲学)に基づいて社員が自主的に人間的成長を図れる職場をアピール。実演では「チームで仕事をする」としたパラダイスフィロソフィ⑤を大きな声で読み上げた。
朝のあいさつをはじめ礼の仕方も姿勢正しく実演。「朝礼を通して何のために仕事をするのかや生き甲斐を学んでいる」とした。
八重山から参加のアクティブは約5年前から活力朝礼を実践。倫理研究所発行の「職場の教養」を使用してあいさつの基本ルールを重視している。店舗前の店外で朝礼を実施しているとし、同社の米盛長広社長は「地域にも元気を与えられれば良いと思う」と話し、社内の雰囲気だけでなく地域の活力増進も図りたい決意を示した。