んみゃ~ち宮古島へ/8月は観光月間
空港で4年ぶりキャンペーン
8月は県が定めた「観光月間」。市や観光協会など観光関係者らは22日、宮古、下地島の両空港で羽田と成田からの直行便で到着した観光客を盛大に出迎え、パンフレットなどを手渡し、宮古観光をPRした。新型コロナウイルスの影響で2019年以来4年ぶりのキャンペーン。
宮古空港到着ロビーに羽田からの観光客らが姿を現すと、三線の演奏が始まり、ミスブーゲンビレアの下地百瑛(ももえ)さんや航空会社の職員が最前列に立ち、観光パンフレットと消毒用のアルコールジェルなどが入った袋を手渡した。
観光客らは笑顔で受け取り、親子連れは市のイメージキャラクター「みーや」と記念撮影するなど歓迎に大喜び。埼玉県から訪れた栗田侑和君(6)は「みーやがかわいかった。宮古島の海が大好きなので早く泳ぎたい」とはしゃいでいた。父親の和則さんは20回以上来島しているという熱烈な「宮古ファン」。今年はすでに3回訪れているという。「昔と雰囲気が変わった所もあるが、やっぱり宮古の海が世界一だと思う」と笑顔で話した。
市観光商工課観光推進係の洲崎憲昭係長は「7月の観光客数は過去最高を記録しうれしい。最近は、海の事故、レンタカーの事故が多くなっているので、安心安全で楽しい旅にしてほしい」と話した。
7月の空路での入域観光客数は過去最多だった22年度の7万8263人を大きく上回る9万1931人を記録している。