「生涯現役で」と激励/6606人の健康長寿祝う
4年ぶり開催にぎやかに/平良地区敬老会
市主催の2023年度平良地区敬老会が15日午後、マティダ市民劇場で開かれた。座喜味一幸市長や来賓が70歳以上6606人の健康長寿を祝福したほか、園児らのアトラクションなどが次々と披露されてにぎやかに4年ぶりとなる式典を盛り上げた。
平良地区の100歳以上は33人、今年70歳で敬老会入りした高齢者は530人、88歳の米寿を迎えたのは166人。
座喜味市長は「平良、宮古が発展してきたのは皆さんの尽力、努力のおかげ。皆さんが住み慣れた地域で大事にされ、元気に笑顔で幸せな日々を過ごしていけるよう職員一丸となって取り組む」と式辞を述べた。
上地廣敏市議会議長、下地康教・國仲昌二両県議会議員が祝辞を述べ、これまで培った知識と経験を生かして地域発展に貢献するよう期待を示した。
新敬老者代表で勝連美保子さんは、市の高齢化率は2月末時点で27.7%と県内5圏域でも高いとした上で、「今後、高齢者の果たす役割は大きくなる。若い世代と手を取り、地域発展に貢献し、生涯現役の気持ちで介護保険の世話にならぬよう健康に留意しながら頑張っていくことが私たちの務めだ」と決意を示した。
アトラクションの部では、東保育所の4歳児20人による「みるく世の声」が幕開けを飾ったほか、西原みどり会の「明治一代 女」、池間老人クラブの「今夜は乾杯」、宮原老人クラブの「さくら音頭」が披露され、久しぶりに開催される敬老会を盛り上げた。