リストバンドとストラップ完成/市、トライ大会で販売
収益は全額、義援金に
東日本大震災被災地へ贈る義援金を集めるため、宮古島市が第27回全日本トライアスロン大会の期間中に販売するリストバンドと大会ストラップがこのほど完成した。長濱政治副市長は19日、会見を開き趣旨を説明するとともに選手や市民へ協力を呼び掛けた。
完成したリストバンドは全9色で、被災者支援を呼び掛ける下地敏彦市長のメッセージ「国民は一つ 痛みもいっしょ 復興に向けて 被災地へ 愛の手を」や「ワイドー日本 ワイドー東北」などが記されている。価格は1個300円で5000個作成された。
大会ログマークをあしらったストラップは2000個作成。1個400円で販売される。
選手受付が始まる21日から表彰式・ふれあいパーティーが行われる25日まで、市総合体育館での販売を予定。収益金はすべて義援金として被災地へ贈られる。
長濱副市長は「選手やボランティアなどいろいろな人にこの取り組みに参加してもらって、できるだけ多くの義援金を被災地へ送り届けたい。リストバンドをすることで、選手も被災者の人たちに負けないように頑張ろうという強い思いが出てくると思う」と語った。