今年は「肉まつり」とコラボ/産業まつり
12月に市役所で開催/実行委が日程など確認
第46回宮古の産業まつりの実行委員会(根路銘康文委員長)が5日に宮古島商工会議所で行われ、今年の産業まつりについては12月2、3日開催とし、今回は「肉まつり」とコラボレーションしたイベントとして、場所も当初予定していたJTAドーム宮古島から市役所に変更して開催することを決定した。今年のテーマは「島の魅力がいっぱい わくわく どきどき!」
あいさつで根路銘委員長は「今年は少しやり方を変えて『肉まつり』とコラボすることになった。一緒に祭りを盛り上げることで、来場者も増えると思う。これまで以上に市民や観光客に楽しんでもらえる内容にしたい」と話した。
座喜味一幸市長も「産業まつりと肉まつりが同時に楽しめることを観光客にもどんどんPRして、より多くの人に祭りを楽しんでもらいたい」と述べた。
会場は市役所の1階ロビーと保健センター前駐車場などで屋内会場では、農畜産関連、植物防疫、優良県産品推奨制度のパネル展示、特産品販売のテナントなどを予定している。
また、市役所の常設ステージでは、アトラクションや産業振興賞の表彰式を予定。屋外展示会場は、飲食関係のテナントと肉まつりのイベントとして活用するとしている。
今回の開催方針としては、宮古圏域の景気の維持・拡大を図るため、地域特性を生かした新たな産業に取り組む企画等を紹介しながら、伝統工芸・地場産業の育成・振興を目指した企画展示で圏域の新たな魅力を創出するとしている。
会場では、県産品の展示即売会、宮古の織物展、宮古工業高校のロボット展、宮古島市の姉妹・交流都市の特産品・販売コーナーなどを設ける予定。
そのほかにも、祭りを盛り上げるバンド演奏やダンスパフォーマンス、島くとぅばPRも企画している。
予算額については、前回よりも20万6000円増えて210万円。県の負担金は前回並みの89万4000円。出店料は2万円で、35事業所を見込んで70万円としている。