塩野 V奪還に意欲
西内、初優勝に照準
第27回全日本トライアスロン宮古島大会で上位入賞が期待される日本勢も20日から宮古入り。同日は前回女子2位の塩野絵美(31)=東京=と前回総合6位の西内洋行(35)=兵庫=が到着し、共に優勝に向けての抱負を語った。
今大会で9回目の出場となる塩野は5年ぶりの優勝を狙う。前回優勝のタマラ・コズリナ=ウクライナ=の欠場に「タマラがいないのは残念。でもレースが始まればライバルは自分。強い気持ちで、トータルで全力を出したい」とV奪還に意欲を見せた。
「宮古のランコースは平坦といわれるが、結構起伏がある。保良の折り返しから復路での失速を最小限に食い止め、優勝につなげたい」と述べた。
宮古島大会常連の西内は初優勝を狙う。自身最高の順位は23回大会の3位。今大会では「優勝を目指す。悪くても3位以内には入りたい」と意気込みを語った。
3月には海外で2本のアイアンマンレースに出場して自分を追い込み、調子も上向きだという。得意のスイムで上位に付けてバイクは海外勢と並走、ランで勝負という戦略を立てて目標とする宮古島大会制覇を目指す。
「宮古島大会は沿道の応援が力になる。ランに入った時点で前と10分以内なら十分狙える。頑張りたい」と力強く話した。