期待に応え発展へ/市シルバー人材センター
設立30周年、盛大に祝う/8団体25人に感謝状
市シルバー人材センター(川満勝彦理事長)は10日、設立30周年記念式典および祝賀会を市内のホテルで開催した。多くの関係機関や会員らが集まり、30年の節目を祝った。発注者や役員、会員らの8団体25人に感謝状などが贈呈された。川満理事長は「地域社会の期待に応えられるよう自主・自立、共働・共助の基本理念に基づき、さらなる発展を目指したい」と語った。
同センターは、1992年10月に会員193人で設立。2012年には公益社団法人に移行し、22年の会員は367人に増えている。
川満理事長は「30年間で着実に発展を遂げてきたことは、会員、役職員はもとより、関係機関の支援のたまものである。地域のニーズに応えた多様な就業機会を確保し、現役世代を下支えしたい」とあいさつした。
座喜味一幸市長(代読・砂川朗市観光商工スポーツ部長)は「人生100年時代の到来を実感している昨今、シルバー人材センターの果たす役割は非常に大きい。高齢者の中心組織としてまい進していただくことを熱望する」と激励した。
県シルバー人材センター連合会の翁長聡会長は「30周年を契機に組織一丸となってさらなる事業拡大を図り、高齢者福祉の増進と宮古島市の活性化に貢献していただきたい」と期待を込めた。
受賞者を代表して伊志嶺徹さんは「この場にいることを光栄に感じている。理事長や役職員らの訓導のたまものだ。センターの優しい志に恵まれ、長く務めることができた」と語った。
式典後には祝賀会が催され、三線演奏や琉舞などが披露された。
表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)
【発注者感謝状(永年継続発注)】石勝グリーンメンテナンス▽みつば幼稚園▽あけぼの保育園▽アイランド総合メンテナンス▽きしもと内科医院▽宮古観光開発(宮農部)▽うむやすみゃあす・ん診療所▽沖縄県メモリアル整備協会
【役員表彰(3期目~)】親泊宗二(3期)▽武富秀雄(6期)▽饒平名功(3期)▽與那覇厳(5期)▽國仲清正(3期)▽石原ヨシ(3期)▽川満勝彦(4期目)▽友利盛三郎(3期目)▽仲宗根明(3期目)
【会員表彰(15年以上就業者)】下地幸子▽平良平盛▽池間寛▽渡久山昌雄▽川満京子▽友寄昭子▽上地雅子▽上里淳子▽山里博▽川満ミツ▽伊志嶺徹▽與那覇タケ子▽西里マサ子▽伊計勝子▽喜屋武初子▽大塚誠子