潮風受けラン&ウオーク/第2回17ENDハーフマラソン
21㌔男子、石川が初優勝/女子は太田2連覇達成
3コースで1073人が完走
スカイマークプレゼンツ第2回宮古島市17ENDハーフマラソンin伊良部島(主催・市、市教育委員会)が12日、伊良部平成の森公園を発着点に行われた。Aコースに549人、Bコースに381人、Cコースに162人が出場。強めの潮風を受けながら、それぞれが17ENDの風景を満喫。最長21㌔のAコース男子は石川将貴(27)=東京都=が1時間15分23秒で初優勝。女子は太田麻衣子(38)=同=が1時間35分17秒で2連覇を達成した。完走者は1073人で、完走率は98・26%だった。
同大会は、温暖な気候と美しい自然景観を生かし、風光明媚(めいび)な伊良部島・下地島の自然の醍醐味(だいごみ)を満喫しながら健康増進・体力向上を図るとともに、スポーツイベントによる観光振興と地域活性化に寄与することを目的に開催されている。
開会式で、座喜味一幸市長は「SNSでも有名なこの美しいコースを見て感動し、それぞれの心に残る大会になることを期待している」とあいさつした。
Aコースは午前8時、B、Cコースは同9時に号砲が鳴らされ、各コースの選手がスタート。
この日は朝から雨が降ったりやんだりの天気で、17ENDでは強い風が吹く中、白波を横目で見ながらの力走となった。
Aコースは、下地島空港の17ENDエリアを通り、通り池付近で第1の折り返し、伊良部島の白鳥岬の第2折り返し地点を通過してゴールの平成の森公園を目指した。
昨年は暑さの中でのレースで今年は、雨と強風が参加者たちを苦しめたが、最後はみんな笑顔でゴールした。
Cコース(2㌔)には、家族連れなどが参加した。親子がコース周辺の自然を楽しみながら、ゆっくりと歩き、それぞれのペースでゴールを目指した。
沿道からは地域住民らが温かい声援を送り、エイドステーションでは、ボランティアが飲み物を手渡して選手の力走を支えた。
参加者には伊良部の特産品「うずまきパン」とスカイマークのグッズなどが配布された。