絆を深め新たな歴史を
創立100周年盛大に祝う/鏡原小学校
さらなる飛躍発展を祈念
鏡原小学校の創立100周年記念式典(主催・同記念事業期成会)が19日、同校体育館で開催された。座喜味一幸市長や地域住民ら多くの関係者が参加し、100年の節目を喜びながら新たな100年を見据え、「保護者や地域、関係者との絆を深め新たな歴史をつくる」と決意を新たにした。祝賀会も催され、関係者が地域や市の未来を担う児童たちの学舎としての発展に期待を寄せた。
式辞で同期成会の與那覇昇会長は、1895年の細竹分教場から始まった同校の歴史を振り返り同期成会への多くの協力に感謝しながら「これから新たなスタート。高い志と向学心を持って、児童たちが勉学や文化面、スポーツに日々精進しさらなる歴史と伝統を積み重ねて夢と希望に向かって大きく羽ばたいてほしい」と活躍を願った。
また、児童たちの活動が地域に元気を与えるとして「鏡原小が新しい時代、未来に向けて地域の核としてさらに飛躍発展することを祈る」と述べた。
花城修校長は「これからの時代を生き抜いていく子どもたちの未来に向けて保護者、地域、関係する皆さんと絆を深めて新たな歴史をつくっていく」と決意を示した。
祝辞で座喜味市長は「創立100周年という節目に、学校、家庭、地域がより一体となり学校教育活動の一層の充実と新たな歴史と伝統、校風を築く機会となることを期待する」とあいさつした。
そのほか県教育庁宮古教育事務所の平良吉嗣所長、市教育委員会の大城裕子教育長も同校のさらなる発展を願う祝辞を述べた。
長濱莉愛児童会長は「喜びの言葉」で、いつまでも児童の笑顔や笑い声、楽しそうなおしゃべりが聞こえる鏡原小であってほしいとの思いを示し、「そのためにも先輩方がつくり上げてきた伝統を受け継ぎ、さらに成長していけるよう精一杯頑張ることを誓う」と決意を示した。