トライきょう開会式
前回3位の益田ら 選手ら続々来島
きょう22日に開会式が行われる第27回全日本トライアスロン宮古島大会の出場選手が続々と宮古島入りしている。21日には前回大会総合3位の益田大貴(31)=神奈川=や同8位の藤原裕司(47)=栃木=、同10位の竹内鉄平(34)=愛知=、特別優待選手として出場するシンガーソングライターの古代眞琴さんらが来島した。開会式は午後7時から、市総合体育館で開催。前回の覇者・ウルフガング・グエンベル(32)=カナダ=が選手宣誓を行う。
益田は今回が6回目の出場で、最高位は前回の3位。今年は優勝を狙う。「トップとの差を10分以内でバイクを終えられれば、ランで追いつくことができると思う。宮古島は声援が多いのでうれしいし力になる」と語った。
過去最高位が4位の藤原は「4位を超えたいという思いはあるが、まずは現状維持の8位が目標。ランを最後まで諦めずに、一人ずつ抜いていきたい」
前回10位で初めて表彰台に登った竹内は「今回は一桁の順位が目標。自分の納得いくレースをしたい」とそれぞれ抱負を述べた。
古代さんは今年で26回目の参加。東日本大震災の発生を受け、今回は出場辞退も考えたと言うが「宮古島の大会で、みんなが一つになって被災地へパワーを送ることができれば、それが一番良いと思った」という。古代さんは開会式にも出演し、被災地復興への思いを込めて作った曲を演奏する。
開会式ではオペラ歌手の中丸三千繪さんが国歌を独唱するほか、大会長杯などの返還、選手宣誓、宮古島出身の歌手・砂川絵理歌さんのミニライブなども行われる。