正月飾りを品定め/市内大型スーパー
歳末商戦が本格化/買い物客でにぎわう
2023年も残すところわずか。市内の各大型スーパーでは歳末商戦が本格化し、にぎわいを見せている。正月飾りや歳暮用の詰め合わせなど特設コーナーが設けられ、訪れた買い物客らがショッピングカートを押しながらじっくりと品定めする様子が見られた。
市内のあるスーパーでは、11月から正月飾りや歳暮などの売り場を設置。門松やしめ縄は大きさや価格もさまざまで、シンプルな物から黄色や水色の縄を使用したきらびやかな飾りなども並べられていた。歳暮用の食料品では、来年の干支にちなんだ辰の絵がついたまんじゅうセットがよく売れているという。
副店長の男性は「11月から徐々に売り上げが伸びている。新型コロナウイルスの5類移行が影響してか、今年はクリスマスと並行して例年よりも好調だといえる。飾りなどは30日がピークで、大みそかはオードブルやすしなど食料品を購入される方が多いとみている」と話した。
しめ縄飾りを購入しに来たという60代の女性は「種類が多くてどれにしようか選ぶのが大変だったがシンプルなものにした。今年は親戚みんなで楽しく正月を過ごしたい」と笑顔を見せた。