再会を笑顔で喜ぶ
年末年始帰省客らでにぎわう/宮古空港
年末年始を宮古島で過ごそうと、28日の宮古空港は県内外からの帰省客や観光客らでにぎわった。旅行カバンを手にした家族連れらが来島し、出迎えた祖母や両親との再会に「会いたかったよ」「元気だったか」などの声が聞かれ、空港内には笑顔が広がった。
宮古関係路線を運航する航空会社によると、年末年始期間における予約のピークは、下りが日本航空(JAL)とスカイマーク(SKY)で29日、日本トランスオーシャン航空(JTA)は30日、全日本空輸(ANA)は29、30の両日。琉球エアーコミューター(RAC)は28日となっている。
上りはJTAが1月2日、JAL、ANA、RAC、SKYの4社は同3日となっている。
この日の到着ロビーには、出迎えの人たちが訪れ、わが子や孫の姿を見つけると、手を振りながら再会を喜んでいた。
6歳の孫と一緒に沖縄本島の大学に通う長男・大瑚さんを出迎えた常戸佐織さん(52)は「今年は成人式もあるので楽しい年末年始になると思う。宮古にいる間は息子が大好きな麻婆豆腐や唐揚げを作って食べさせてあげたい」と笑顔で話した。
大瑚さんは「成人式もあるのでたくさんの友達と会って、楽しい年末年始にしたい」と話した。
また、神奈川の高校に通う高校2年生の孫を出迎えた市内に住む70代の夫婦は「宮古に移り住んで20年。こうして孫に会える機会も少ないので、楽しい年末年始にしたい。天気が悪そうなので、晴れた日には宮古のきれいな景勝地を見せて回りたいね」と喜んだ。
そのほかにも、到着ロビーには各種県大会に出場した小中学生を出迎える保護者らも多く訪れ、本土直行便と那覇便が重なる時間帯は混雑した。