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社会・全般
宮古病院看護部長 照屋 清子さん(56歳)
離島の魅力「発信したい」
離島勤務は初めてと話す。課題は看護師の定着率向上だ。「看護師が不足気味ということもあり、業務が大変ハードな状況。教育体制を整え、離島でも十分な知識と経験を培えるということを内外に発信していきたい」と話し、十分な看護師の確保に全力を尽くす。
宮古で勤務する看護師は他では学べないことが多いという。「巡回診療は本土や沖縄本島ではなかなか経験できないこと。地域に密着した看護を実践することができる」と魅力を語る。「看護の力を十分に発揮できる」と話し、離島勤務ならではの良さを強調した。
宮古の看護師は「地域に恵まれている」と繰り返す。「地域全体で私たち看護師を支えてくれている」と類いまれな地域性を挙げて住民の協力体制に感謝する。そんな離島にある県立病院の看護部長として「今後も病院内にとどまらず、保健所や関係機関、地域と連携してより充実した看護体制を築き上げていきたい」と決意する。
照屋 清子(てるや・きよこ)1954(昭和29)年6月4日生まれ。56歳。那覇市古島出身。コザ看護学校、那覇看護学校卒。77年、当時の名護病院で現場の看護師に。2010年、中部病院で副部長、11年宮古病院で部長。趣味はスポーツとガーデニング。