トライ選手を歓迎/3中学校が交流会開く
久松中学校(平良ヒロ子校長)の生徒は外国人選手3人と交流を深めた。質問タイムやレクリエーションを楽しみながら思い出を作った。
同校に訪れたのはオーストラリアのブライアン・フーラーさん(29)、アイラ・マクレィーさん(29)、ウクライナのアントン・ブロックヒンさん(24)の3人。
はじめに、生徒たちが勇壮な久松五勇士を踊り、3選手を歓迎しながら交流会を盛り上げた。質問タイムでは生徒たちが次々と質問してトライアスリートの素顔に迫った。
3人の外国人選手は生徒たちとの交流を笑顔で楽しみ、自己紹介では大会でベストを尽くすことを約束した。
同校の交流会は毎年の恒例行事。毎回トライアスリートを学校に招き、トライアスロンを通して国際交流を実践している。
城辺中学校(仲宗根恵司校長)には新潟県の選手団が来訪し、生徒たちと交流した。同校と新潟選手団の交流は今年10年目。これを記念して選手団が「勇往邁進」と書いた横断幕をプレゼント。このサプライズに生徒たちは大喜びし「これからも交流を続けたい。当日はたくさん応援するので頑張って」と感謝の気持ちを表現した。
同校を訪れたのは赤塚良和さん、池田裕さん、内田和則さん、須貝恵吉さん、高橋一仁さん、高橋富夫さん、忠竜夫さんの7人。
交流会では棒振りや三線、エイサーなどで交流。選手たちは見よう見まねで体験し、地域の伝統芸能・文化を学んでいた。
選手団の赤塚さんは「皆さんは私たちに元気と活力を与えてくれる。ぼくたちも皆さんを応援している。皆さんと新潟選手団はいつもつながっている」と感謝を込めて話した。
生徒会の本村翔太副会長は「横断幕の贈呈に驚いている。中体連の大会などで大切に使いたい。当日は選手の皆さんをたくさん応援したい」と話した。
下地中学校(宮國勝也校長)では22日、第27回全日本トライアスロン宮古島大会に出場する台湾の選手4人を招いての交流会が開かれた。生徒が琉舞や空手を披露したり、クイズ大会などで楽しいひとときを過ごした。
台湾との交流を行っている同校では毎年の恒例行事となっている台湾選手との交流会。今年はチェン・パ・イチェンさん(49)、ワン・チュンチアンさん(47)、シェ・エンピンさん(41)、チャン・ツェミンさん(32)の4人が同校を訪れた。
応援パフォーマンスとして女子生徒が琉舞と太鼓、男子生徒は空手の演舞を披露した。
また、クイズ大会では宮古島に関する問題を選手に出題。目隠しして特産品を食べてもらい、それが何かを当てるゲームは大いに盛り上がった。
選手を代表してチェンさんが「いつも下地中学校との交流会に感動している」とうれしそうだった。