完走願い花冠づくり
ストロングマンの頭上へ
全日本トライアスロン宮古島大会の完走者に、その健闘をたたえて贈られる花冠の製作作業が本番直前の23日、市総合体育館玄関横のスペースで行われた。通常は、完走者全員の頭上に飾られるが、昨年同様に今年も材料となるシダが不作で多く作ることができないため、上位100人にのみ、贈られることとなった。
法人保育園の保育士を中心に第2回大会から行われている花冠づくり。製作個数の減少を参加したボランティアも寂しがる。
以前は、高校生や一般ボランティアを含め約150人で作業に当たったが、今年も法人保育所の保育士17人で対応した。
参加者した保育士たちは紫、ピンクなどのスターチスとシダの葉を丁寧に編み込んで花冠を一つ一つ仕上げていき、約1時間で100個を完成させた。
第2回大会から花冠づくりのボランティアに参加しているあけぼの保育園の粟国勝枝さんは「みんな頑張ってゴールしたのだから、本当は完走した全員に花冠をプレゼントしたい。それができないことが残念。東日本大震災もあり、この大会に出場した選手たちの頑張りが日本全体を元気にしてくれること願っている」と話した。