社会・全般
2010年5月2日(日)22:45
09年のマリンレジャー事故 – 前年比4人増の10人
海保「GW中は十分注意を」
宮古島海上保安署のまとめによると、2009年のマリンレジャーに伴う人身事故者数は10人で、前年と比べ4人増えた。全体の事故者15人の3分の2を占めた。10人のうち、死亡者は5人。海上保安署では、海難事故が増えるゴールデンウイーク(GW)期間中の海のレジャーに十分な注意を呼び掛けている。
出発式が市役所平良庁舎で開かれ、宮古島海上保安署、宮古島警察署、市消防本部などから約20人が参加。3班に分かれ、砂山ビーチや前浜ビーチなどでチラシを配り、海に入る際の注意点などを詳しく説明した。
砂川正吉総務部長は「ゴールデンウイークに入り、行楽地はにぎわいを見せている。パトロールの強化、啓発活動で水難事故がなくなることを願っている」とあいさつした。
宮古島署地域課の玉寄剛宏課長は「海ではちょっとした油断、不注意が事故に直結する。危機意識を持つことが大事」と呼び掛けた。