1日1人出生、2人死亡/転入数、転出数を上回る
統計みやこじま23年版
宮古島市はこのほど、市の人口や経済、教育、福祉など各分野の基礎的な統計資料を収録した「統計みやこじま」の2023年度版(第19号)を発刊した。それによると、23年12月末時点の人口は前年度同期を151人上回る5万5690人で2年連続の増加となった。出生数は死亡数を下回ったものの、転入数が転出数を上回った。統計から見ると1日に1・0人出生しているのに対し、2・0人が死亡。転入が1日11・1人に対し、転出は9・6人だった。
人口を地域別に見ると、平良地区は前年度同期比334人増の3万8578人となったが、城辺地区は同74人減の5392人、下地地区は31人減の2987人、上野地区は5人減の3897人、伊良部地区は73人減の4836人と4地区で減少した。
出生数は前年度比95人減の382人、死亡数は同6人減の737人で、自然増加人数は355人の減となった。
転入数は同385人増の4050人、転出数は207人増の3518人となり、社会増加人数は532人の増となった。
婚姻数は25組増の326組で、1カ月当たり27・2組が結婚した。離婚数は10組減の127組で、1カ月当たり10・6組が離婚した。
交通人身事故発生件数は95件で、1カ月に7・8件発生。刑法犯発生件数は367件で1日当たり1・09件発生している。