入賞者の栄誉たたえる/トライ宮古島大会表彰式
河原、塩野に大会長杯
第27回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)の表彰式・ふれあいパーティーが25日、市総合体育館で開かれた。3年ぶり2度目の総合優勝を果たした河原勇人選手と、女子優勝は5年ぶり2度目となる塩野絵美選手に優勝盾と大会長杯、総合と女子の部10位までの選手に入賞盾が贈られた。参加者たちは入賞者の栄誉に拍手を贈るとともに、互いの健闘をたたえあった。
1346人がスタートラインに立ち、1213人が完走を果たした今回の大会。表彰式は「すべての選手の皆さん、感動をありがとう」とのアナウンスで幕開け。大会長を務める下地敏彦市長は大会を振り返り、「皆さんの温かい気持ちが東北地方へ、頑張れとの思いとなって伝わったものと思う」との考えを示した上で「来年もまた、宮古島に帰ってきて、トライアスロン大会を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
表彰では、総合優勝の河原選手と女子優勝の塩野選手に優勝盾と大会長杯、沖縄および北方担当大臣杯、県知事杯、日本トライアスロン連合杯などが、各部の2位選手には準優勝盾、3位には3位盾、4~10位には入賞盾が贈られた。
そのほか、19歳から65歳までを九つの年代に区分した年代別の総合1~3位と女子1位、各種目別男女1位、県内男女1位、宮古1位、最高年齢男女も表彰を受けた。
今大会は、総合の部上位7位まで、女子の部では10位以内を日本人選手が独占。総合の部でトップ3を日本人が占めるのは、第4回大会以来となる。