社会・全般
2011年4月27日(水)9:00
再会誓い帰途に/宮古空港
トライ選手とその家族ら
24日に開催された第27回全日本トライアスロン宮古島大会に出場した選手とその家族らの帰省ラッシュが26日、ピークを迎え、宮古空港は来年の再会を誓う人らでにぎわった。
帰省者らは分散型で上り便を利用し、約90%の便には空席があった。
選手らは疲れた表情もなく、大きな荷物を預けると、笑顔で搭乗手続きを済ませていた。また宮古特産の土産を買い求める人も多かった。
古山秀之さん(46)と千寿子さん(49)夫妻は、東日本大震災の被災地である福島県伊達郡桑折町から参加していた。
夫妻は「3月11日の大震災のときには、自宅の屋根の一部が破損したが、生活には支障はなかった」と振り返る。
トライ大会の連続出場回数は、秀之さんが11回、千寿子さん8回。
千寿子さんは「沿道の応援が温かくて元気が出た。帰ったら友人たちに元気を分け与えたい」と語り「来年も参加したい」と先を見据えた。