平良で不審火5件
注意呼び掛け/宮古島署
4月29日午後、平良字西仲宗根にある資材置き場で4月で5件目となる不審火が発生。宮古島警察署では注意を呼び掛けている。
同署によると同日午後4時30分ごろ、付近の住民がこの資材置き場で黒煙が上がっているのを発見し、市消防署に通報。消防から宮古島署にも通報された。
市消防、宮古島署からそれぞれ車両2台と人員5人の合計車両4台、人員10人が現場に駆け付け同日午後5時2分に火は鎮火した。
この不審火で、廃車、古タイヤなど約15平方㍍を焼損。この火災による人的な被害はなかった。
同署管内では、これまで18日から24日までの間に平良で不審火が4件発生。注意を呼び掛けていた。
いずれも火の気のない場所でゴミが燃えていたもの。建物への延焼やけが人はなかった。
同署は▽不審者を発見したら通報する▽燃えやすいものを家の近くに置かない▽焦げた臭いがした場合は周囲を確認する▽不審者が敷地内に入らないよう対策を取る-などを求めている。
18日は東仲宗根のアパートのゴミ置き場と、北小学校のグラウンドの2カ所で見つかった。時間はともに午後8時過ぎだった。
22日は午後4時30分ごろに東仲宗根の空き地で、24日は8時ごろに西仲宗根の空き家の倉庫内で発生している。