11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2011年5月3日(火)9:00

日本国憲法(行雲流水)

 「国民主権」と「基本的人権の尊重」、「平和主義」を原則とする日本国憲法の前文は次のように結ばれる。「全力を挙げてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」


▼第二十五条は次のように謳う。「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」。そのことは、どこの地域でもその地域の特性を生かして国民が人間らしく生きられる場所になることをも意味する

▼大震災に襲われた地域の人々が、震災前、いかに地域づくりに懸命に努力してきたかを、国民は改めて知らされた。政府はこの際、TPP(環太平洋連携協定)参加の方針を撤回すべきである。「規制緩和」による市街地の荒廃も目に余る。「ふるさとを返せ」という声が各地から聞こえるようになって久しい

▼憲法の掲げる平和主義の原則も揺らいでいる。全国に結成された7000余の「九条の会」は、「平和を求める世界の市民と手をつなぐため憲法九条を激動する世界に輝かせたい」と主張する。一方は逆の方向で、例えば「新しい歴史教科書をつくる会」は、沖縄戦における集団自決問題の記述を「自虐史観」に毒されたものだと主張する

▼要は国際情勢に正しく対処することである。その際、「自国の主権を維持し、他国と対等な関係に立つ」ことを憲法は求めている。「沖縄」を無視し、日本に際限もない負担を強いる米国と、それに追従することは憲法の理念に反する

▼第十三条は「生命、自由及び幸福追求の権利」を謳う。理念の中心に「個人の尊厳」がある。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!