最優秀賞に山里さん(上野小4年)/鯉のぼりフェスト
入選8作品を表彰
うえのドイツ文化村で開催中の「鯉のぼりフェスト2011」(主催・宮古島市、博愛交流センター)会場に掲げられている手作りのこいのぼりの審査結果発表と表彰式が5日、行われた。約1500匹の中から最優秀賞に当たる「ズミ賞」には上野小学校4年の山里彩矢芽さんの作品が選ばれた。
同日午後から、うえのドイツ文化村芝生ステージで行われた表彰式では、「ズ
ミ賞」のほか、優秀賞に当たる「プカラス賞」が1人、入賞が4人と2団体の計8組に賞状が贈られた。
山里さんは「津波や地震で被害を受けた多くの人たちを、遠くからでも応援していることを伝えたいとの思いと、友達とけんかして仲直りした時の思いを描いた。選ばれてうれしい」と語った。
博愛交流センターの平良寛明事務局長は「フェスト開催に当たり、東日本の人たちのために何ができるか考え、自分たちにできることとして、被災者へのメッセージを入れてもらった鯉のぼりを掲げ、その中から入選作を選定した」と説明した。
入賞者は次の通り。(敬称略)
【ズミ賞】山里彩矢芽(上野小4年)
【プカラス賞】和田京花(上野小1年)
【入賞】デイサービス池村▽兼島沙綾(上野小5年)▽砂川愛利沙(同5年)▽砂川星愛(同1年)▽上里玲遠(同1年)▽ゆめの子保育園