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産業・経済 社会・全般
2011年5月13日(金)9:00

体験工芸村 来客数は4万2257人/2010年度利用者数まとめ

前年度7㌫上回る/5251人が物作りを体験


 市熱帯植物園内の体験工芸村の2010年度の利用者数がこのほどまとまった。八つある体験工房を訪れたのは延べ4万2257人。前年度の3万9480人を2777人、約7㌫上回った。このうち12㌫に当たる5251人が実際に工房で物作りを体験した。


 来客者数、体験者数共に最も多かったのは8月で、来客者5368人のうち1009人が実際に体験した。

 市観光課によると、この時期は修学旅行などの教育旅行で団体が利用するために人数を押し上げているという。

 工房ごとの来客数をみると、貝細工が9188人、木細工が5966人、陶芸が5677人、織物が4869人、島サバアート・万華鏡が4821人、藍染めが4489人、ちがやが3684人、郷土料理が3563人だった。

 最も体験者が多かったのが陶芸で1815人(来客数の約32%)、次いで貝細工の955人(同10%)、島サバアート・万華鏡が839人(同17%)、織物が563人(同12%)、木細工の505人(同8%)、ちがやの265人(同7%)、藍染めの228人(同5%)、郷土料理の81人(同2%)と続く。

 来月からは宮古馬体験乗馬が新たに加わる。

 八つの工房のうち、郷土料理と藍染め以外の6工房は体験のほか、それぞれ特色ある小物などを販売している。

 体験工芸村は荒天時にも体験可能なプログラムなどの作成や沖縄の特性を生かした参加型観光を促進し、地域の活性化を目的とした施設として国庫補助事業で総事業費約1億6000万円で整備された。


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