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2011年5月19日(木)9:00
新巡視船「のばる」入港/宮古島海保
尖閣諸島周辺警備など
宮古島海上保安署(栗谷美則署長)は18日、新巡視船「のばる」の入港式を平良港第4埠頭で行った。同船は4月に就役し、約3週間、海上訓練を行い、この日初入港した。宮古島海域の監視強化および海難救助、尖閣諸島周辺の警備に当たる。
同船は全長46㍍、総トン数約195㌧。目標追尾型遠隔操縦機能付の20㍉機関砲や、赤外線捜索監視装置などを装備し
ている。
二見公司船長は「訓練を滞りなく終了した。海の安全、安心を守るために、船員一丸となって業務にまい進したい」と語った。
栗谷署長は「高性能な巡視船を自在に操り、海上における人命および財産の保護に、迅速かつ的確に対応できるよう万全の体制で臨んでほしい」と訓示した。
船内の公開も行われ、市や県、港湾関係者、市民らが見学した。海上保安協会沖縄宮古支部による配属歓迎式典も行われた。