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社会・全般
感動ゴール 歓喜の渦
<県・地元上位入賞者、完走者の話題>
2年連続の県勢女子制覇「強い選手を目指したい」
~辰巳りえさん~
「うれし泣き」のインタビューに愛らしさが光る辰巳りえは浦添市の病院で看護師として勤務している。二年連続の県勢女子1位の快挙を遂げた。
スイムが遅いことは自分自身でも分かっているので、自らのペースを崩さないようキープすることだけを心掛けたという。「バイクは気力だけで、こいでいた。ランは途中から、前に進んでいくことだけに集中した。すべてをさらけ出しても『負けない』という気持ちで乗り切ったように思う」と振り返った。昨年よりも出来栄えの良いレースに笑顔がこぼれた。
宮古勢男子1位=2年連続/「ランに手応えあった」
~小里一也さん~
宮古勢男子一位を二年連続で成し遂げた小里一也は「昨年大会はランが厳しく、バイクが楽だったが、今大会では逆に、ランに手応えを感じた」と話した。スイムは波にうねりがあったものの、一時間以内を目標にペース配分を考えたという。今大会で九回目出場となる小里は、三種目の競技の目標を明確に設定していた。
「ランは3時間分で走ろうと決めていた。前半は向かい風が強かったが、後半は追い風に変わり、思い通りの展開ができた」と話した。「週に一度はスイムを、バイクは例年通りの練習量、ランは例年以上に体そのものを絞り込み、思い通りの走りができた。次回も同様のペース配分を守りたい」と、来年大会への意気込みを見せる。
家族とともにゴール/8回連続完走、自己ベスト更新も
~古堅盛男さん~
ゴールへの直線コースに入ると、家族や親せきらが次々とコースに入り、古堅さんと一緒に走った。全員でゴールイン。大きな歓声と笑顔に包まれた。古堅さんは「八回連続の完走だ。今回は、これまでの記録を一分余り縮め、自己ベストを更新した」と笑みをこぼした。「バイクは風できつく、ランはハーフまでが厳しかったが、公約通り完走した」と実現に大満足の表情を見せた。
家族全員で「里帰り」~和田芳勝さん一家~
和田芳勝さん=大阪府=は、家族と共に喜びのゴールとなった。
長女の京花ちゃん(四つ)は、和田さんが城辺の社協に勤めていたころに生まれた子ども。今回は妻の裕美さん、長男の一鉄ちゃん(ゼロ歳)の四人家族で第二の故郷に帰った。
和田さんは「家族全員で宮古に来られたのが、何よりの喜び」と笑顔いっぱいだった。
宮古にいたころの和田さんは、お年寄りたちの人気者。「おじい、おばあの応援で、百人力のパワーをもらった」と感謝した。
「最高の気分」4回連続の完走
~永田良彦さん~
永田良彦さん=伊良部=は、ゴールインで、四回連続完走のガッツポーズを見せた。ゴール前では、妻和代さんらが「お父さん、頑張った」と大きな歓声を上げていた。和代さんは伊良部字佐和田出身で、和代さんの母も応援に駆け付けた。二人は「永田さんは、いつも早くゴールテープを切るから、安心。今夜は、祝い酒で乾杯だ」と声を弾ませた。永田さんは「良い家族を持って良かった。最高の気分だ」とご満悦の表情を見せた。
高校生の時の夢実現「大満足のレース展開」
~古謝勝広さん~
初出場で完走した古謝勝広さん=城辺=は「大満足のレースを展開した。城辺の沿道では、切れ目のない応援を受け、とても感謝でいっぱい」と感無量の表情を見せた。大会に出場したきっかけは、高校生の時に、トライアスロン大会のエイドステーションでボランティア活動をしている時だった。「自分も将来は、アスリートになりたい」と夢を描いた。そして今大会に出場。「初参加で、夢が実現した」と喜びに浸った。
トライは2度目の挑戦/大勢の教え子とゴール
~池間大輔さん~
砂川中教諭の池間大輔さん=平良=は、大勢の教え子たちと一緒にゴールに飛び込んだ。
四年ぶり二度目の出場。新年に今年の目標を「挑」と漢字一文字で表したという。トライは文字通り挑戦となり、見事に完走を果たした。「ゴールできたのは多くの応援におかげ。ありがとう」と充実の笑顔を見せた。