産業・経済
2011年6月4日(土)9:00
南西海運に直行便の増便要請
市、マンゴー積み残し解消で
宮古島市の長濱政治副市長らが3日、那覇市の南西海運本社に下地米蔵社長を訪ね、マンゴーの積み残し解消のための出荷ピーク期における那覇-宮古直行便の増便を要請した。下地社長は「皆さんの要望に、極力応えたい」と前向きの姿勢を見せた。
長濱副市長は「宮古島のマンゴーは、全国的に知名度がアップしている。しかし生産農家の増加とともに生産量も増大し、輸送体制が空輸のみでは対応できないことから、船舶による輸送が是非とも必要」と要請の趣旨を説明した。
南西海運によると週に5回、那覇から宮古に就航している。那覇への折り返しでなく、石垣経由の場合でも出港の翌日、航空便に引き継ぐことができるという。出荷のピーク時には、直行便を増やしたいとしている。