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社会・全般
全国から14人の聴覚障害者が出場
「安心して走れました」50人の手話ボランティアがサポート
九回大会に本土から二人の聴覚障害者が出場した。当時地元で活動していた手話サークル「がじゅまるの会」が手話ボランティアをかって出たことがきっかけとなった。その後、毎年障害の壁を乗り越えた交流の輪が広がっている。今年も全国から十四人が出場、宮古島手話関係団体連絡会(竹井大会長)は五十人を動員して手話ボランティアに当たった。
黒いTシャツの背中には大きく「手話」の白文字。今年から手話通訳のボランティアを行うことになった宮古島手話関係団体連絡会のメンバーは各エイドステーションに張り付き、ゼッケンナンバーを確認しながら選手をサポートした。制限時間ぎりぎりで総合グラウンドに入ってきた東京出身の一条厚さんと妻の陽子さんを確認して、ゴールでは歓声が沸き上がった。十二人が完走した。
最初、ゴールに飛び込んで来たのは兵庫県出身の赤川洋さん。宮城育子さんの通訳で次のように感想を伝えた。「水泳は得意で問題なかったが、バイクでは風が強く大変だった。ランの時は各ステーションに手話サークルの皆さんが待機していてくれたので安心して走れた。このことは、全国にアピールした方が良いと思う」と話し、宮古大会を絶賛した。
完走したのは、海谷孝紀=山形=、澤和信二=千葉=、尾坂雅康=千葉=、華山陽子=千葉=、森田康二=千葉=、一条厚=東京=、宮田大=東京=、荒井豊=神奈川=、日野圭子=大阪=、赤川洋=兵庫=、小倉鉄郎=大分=、岩本知明=沖縄=。