公園の倒木など撤去/都市計画課
台風2号被害 大掛かり106人参加
市建設部都市計画課は7日、建設や測量、設計業者の協力を得て、台風2号によって倒れた木や折れた枝の撤去作業を市内3カ所の公園で行った。参加者は建設業協会64人、測量設計協会30人、造園業者12人の計106人。トラックもかなりの数繰り出すなど、大掛かりな作業となった。
清掃が行われたのはカママ嶺公園、パイナガマ公園、サニツ浜公園の3カ所。都市計画課によると、同3カ所だけでも約200本の倒木があったという。
公園の遊歩道などには木が倒れ、折れた枝も散乱。台風後、同課職員らは連日、倒木処理をしてきたが、人手が足りず市民の利用に支障を来たしていた。今回の清掃は、人海戦術で元の安全で安心な公園に早く回復させようと行った。
作業開始式で、川満義成都市計画課長は、大勢の協力に感謝。県建設業協会宮古支部の豊見山景順支部長は、暑い中だが頑張るよう激励した。
カママ嶺公園の清掃に繰り出したトラックは12台。参加者らは都市計画課の職員らが前もって処理してあった倒木や枝を、トラックに積み込む作業や、長い枝をチェーンソーで切断する作業などに懸命になった。
パイナガマ公園では、倒れて遊歩道をふさいでいた木の撤去作業も行われた。