勝連さん(上野中3年)らに最優秀/地域安全運動・暴力追放ポスター・標語
宮古地区審査会を開催
2011年全国地域安全運動および全国暴力追放運動用ポスター・標語部門などの宮古地区審査会が15日、宮古島警察署(島袋令署長)で開かれた。審査の結果、ポスターの部「住宅を対象とした侵入犯罪防止」部門では上野中学校3年の勝連三冬さんの作品が、標語の部「青少年の万引き防止」部門では北中学校1年の上原志野さんの「『一度だけ』 かるい気持ちが 命とり」が最優秀に選ばれた。
宮古島警察署と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)では、10月に行われる全国地域安全運動と11月の全国暴力追放運動の啓蒙用に、▽子どもと女性の犯罪被害防止▽住宅を対象とした侵入犯罪防止▽青少年の万引き防止▽暴力団追放-の4部門でポスターと標語を、今年から新設された万引き防止川柳の部では小学生、中学生、一般の部で作品を募集。その結果、各部門合わせポスターに10点、標語に534点、川柳に221点の応募があった。
宮古地区審査会では島袋署長や前川会長、宮古島署の副署長や各課長のほか、久松中学校の平良ヒロ子校長、西辺中学校の饒平名和枝校長らが審査を行った。
審査終了後、ポスターの部ついては平良校長が「それぞれの目的に合わせて丁寧に描かれている」、標語の部は饒平名校長が「地域安全や防犯へのメッセージがしっかりとしていて、リズム感もある、感性あふれる作品が多い」と講評を述べた。
表彰式は後日、行われる。