市、受診率58%目指す/特定健診来月スタート
「特定健診制度」の個別健診(病院で健診)が来月1日にスタートし、地区別の集団健診(保健センター、公民館で実施)も来月12日から伊良部地区を皮切りに始まる。市福祉保健部国民健康保険課では、対象となる約1万2000人に対し、今月20日に受診券を送付する。
市では2008年度、09年度、10年度とも目標受診率に届かなかったことから、今年度は目標の58%達成を目指すとしている。
各地区の対象者は、平良が7725人、城辺が1865人、上野が709人、下地が865人、伊良部が1611人の合計1万2766人となっている。
来月1日からスタートする個別健診は、今年からいしみねクリニックが加わり市内20カ所の病院で実施される。個別健診は来年2月29日まで実施される。
集団健診は、7月12日の伊良部地区(7月15日まで)を皮切りに、7月26日から平良(9月3日まで)、9月6日から城辺(16日まで)、同26日から下地(28日まで)同29日から上野(10月1日まで)。
そのほか、人間ドック内で特定健診の項目分が無料になる医療機関は下地診療所、下地内科医院、比嘉内科胃腸科医院、宮古島徳洲会病院、宮古島リハビリ温泉病院の5カ所。沖縄本島の医療機関については事前に受診可能かについて問い合わせが必要。
市福祉保健部国民健康保険課では「来年度は、通年で個別健診を実施する予定。対象者へのはがきも3月末には郵送したい」と述べた。