一般会計で48万円黒字/商工会議所議員総会
下地会頭「会員に充実サービス提供」
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の通常議員総会が21日、同会議所で開かれ、48万4273円の黒字を計上した2011年度一般会計収支決算など3議案を承認した。
12年3月31日現在の会員は、個人918人、法人433人、団体11人の計1362人。
議員は1号議員30人、2号議員21人、3号議員9人の計60人(定数60)。
この日の議員総会では本人出席26人、委任状出席25人の計51人出席。定数の3分の1以上の出席で総会は成立した。
冒頭、下地会頭は「新年度も現体制で、会員に充実サービスを提供したい」と決意を新たにした。
会計別の次年度繰越収支差額は、一般会計が172万円6000円、相談部特会4万8000円、共済制度特会215万6000円、労働保険事務組合特会56万5000円、会館管理特会52万4000円、退職金特会マイナス1468万4000円。一般会計と五つの特会を合わせた連結決算では966万2000円の赤字。
会議所では「赤字の要因は、会館管理特会における事務所移転に伴う移転費用が約900万円生じたことにより、キャッシュフローが流出したことによるもの」と説明。
その上で「移転費用のうち新事務所の整備費によるものが812万5000円ほど含まれており、いわば設備投資的なものであるから、悪化したわけではない」と理解を求めた。
また会議所では「退職金特会におけるマイナス金額の増加は、職員給与の算定基準給与の引き上げによるもの」と述べた。