社会・全般
2011年6月26日(日)9:00
届け勇気の歌声
被災者支援コンサート/ナルドの会
【那覇支社】プロ、アマのクラシックオペラ愛好家らで結成する「ナルドの会」主催の東日本大震災救援チャリティーコンサート(真栄城孝実行委員長)が24日、那覇市のパレット市民劇場で催され、会員とプロ歌手が被災地に向かって勇気の歌声を響かせた。
同会は、クラシックの歌曲や唱歌などの独唱やコーラスを練習し、定期演奏会を催すなど活動する市民芸術愛好家グループ。ことしの定期演奏会は被災地支援に役立てようと、チャリティー公演を企画した。
伊江朝明さん(バス)、金城真希さん(ソプラノ)、与那嶺千絵さん(フルート)ら3人のプロ歌手、プロ演奏者を招いてのコンサート会場は、開演前に満席となり盛況を博した。ヴェルディ作曲のオペラ「ドン・カルロ」の組曲や、オペラ「椿姫」の名曲をプロ2人が歌い上げた。
また、ビゼー作曲「アルルの女」のメヌエットを与那嶺さんが美しいフルートの音で奏でた。真栄城さんら会員は、マルテーニ作曲の「愛の喜び」など、おなじみの名曲を披露した。