社会・全般
2011年7月1日(金)9:00
スク350㌔水揚げ/佐良浜漁港
宮古島の夏の風物詩の一つ、スク漁が30日、サンゴ礁海域で行われ、佐良浜漁港では、銀色に輝いた約350㌔水揚げされた。漁師らは3年連続の臨時ボーナスに笑みをこぼしていた。
親アイゴは約一カ月前に水深の深い所で産卵。ふ化した幼魚スクは大群をつくり、浅瀬へ移動する。スクは全長3・5㌢ほど。
この日水揚げされたスクは、平良の大型スーパーなど引き取られ、パック詰めで販売された。
消費者の一人は「取れ立てのスクは油揚げしてもおいしい。1㌔買ったので、一年ぶりに家族で食べる」と笑顔で話していた。