産業・経済 社会・全般
2011年7月2日(土)9:00
イセエビ漁が解禁
宮古地区でのイセエビ漁が1日解禁となり、宮古島漁業協同組合の競り市場には生きのいいイセエビが上場された。イセエビは県漁業調整規則で産卵期に当たる4月1日~6月30日まで禁漁期間に設定されている。
解禁日となったこの日、豊成丸の船長、津覇高雄さん(55)は午前0時~同4時30分ごろまで素潜りで約10㌔のイセエビを生け捕りにした。うねりがあり、漁をする場所が選べず例年より少な目という。「潮が落ち着けば、これからたくさん捕れると思う」と期待した。
キロ3000円で仕入れた海産物専門店「海の幸」の長浜司さん(35)は、「刺身やオーブン焼きが人気。この日を待ちかねている人が多く、すでに予約も入っている」と笑顔だった。