多彩な演目でチャリティー/宮古更生保護女性会
売り上げは寄付、義援金に
第61回社会を明るくする運動(主唱・法務省)の一環として2日、第27回宮古更生保護チャリティーショー(主催・宮古更生保護女性会)がマティダ市民劇場で開かれ、琉球舞踊やエイサーなど多彩なプログラムが披露された。このチャリティーショーの売り上げの一部は、首里の更生保護施設と宮古のボランティア団体への寄付、東日本大震災被災地の義援金に充てられる。
第1部は久田流久田多喜子舞踊研究所によるトーガニアヤグで幕を開け、11の演目が次々と披露された。男塾武DOOの子どもたちの勇壮なエイサーは会場の大きな拍手を誘った。
主催者を代表して与那覇勝子会長が「やむなく罪を犯した人の立ち直りを支援するボランティアとして活動している。皆さんの思いやりと優しさ、少しの時間で立ち直れることが多い。どうか協力をお願いします」とあいさつした。
第2部の冒頭、首里にある更生保護施設・がじゅまる沖縄とボランティア団体・宮古BBS会(上地義治会長)に寄付金が贈られた。
舞台では手話サークルによる手話ソング「世界に一つだけの花」や狩俣小学校4年の国仲愛理さんの民話の語りなどが披露された。
出演団体は次の皆さん。(敬称略)
久田流家元久田多喜子舞踊研究所▽あけぼの会兼島恵美子教室▽3B体操砂川カズ子教室▽玉城流敏風会池間美代子琉舞研究所▽茜屋出雲流松宮路会教室▽久田流池間澄舞踊研究所▽作文朗読・宮国琳▽久田流根間幸子舞踊研究所▽茜屋出雲流出雲松景星教室▽久田流澄の会池田千香子舞踊研究所▽男塾武DOO▽興陽会宮古支部▽紫の会前里博美琉舞練場▽手話サークルがじゅまるの会・ひまわりの会▽民話語り・国仲愛理▽独唱・久保山宗正▽3B体操羽地美津江教室
社会を明るくする運動 法務省が主唱する運動で、全ての国民が犯罪や非行の防止と立ち直りについて考え、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない地域社会を築こうという全国的な運動