宮古の生徒では初の快挙

永松校長（右）、西原さん（中央）、湧川教諭（左）＝４日、多良間中学校校長室

　【多良間】７月２日に行われた県中学校英語ストーリーコンテストで宮古地区代表で参加した多良間中３年の西原友紀さんが、宮古からは初となる優秀賞（準優勝）に輝いた。４日、永松才昜校長に報告した。永松校長は「コンテストに向けての練習も頑張った結果だが、友紀さんは普段の生活もきちんとしていて日ごろの努力が実った。全県15人の代表の中で多良間中から準優勝という成績を収めることができたのは本当に素晴らしい」と喜んだ。

　西原さんは「精一杯頑張った。うまい人がたくさんいて自信はなかったので発表を終えてだめだなと休憩時間に泣いてしまった。自分の名前を聞いたときはとてもうれしかった。小学５年のころから英語が好きで勉強をしてきた。２月の宮古地区大会の後、発音や表現力など細かい点を先生方にいろいろ教わり、練習した。良かったです」と喜びを語った。

　引率した英語担任の湧川多絵教諭は「今大会はレベルの高い大会で、その中で賞をいただけたのがとてもうれしかった。発音やイントネーション、表現力を重点的に評価してもらったと思う。本人が話を伝えることを楽しんでいるということが感じられたので良かった」と報告した。