最優秀に「冬瓜とのコラボパイ」/マンゴーレシピコンテスト
みゃーくの味推進協が考案
第2回マンゴーレシピコンテスト(主催・宮古島市)の審査会が7日、市役所平良庁舎で行われ、みゃーくの味加工推進協議会が考案した「宮古島マンゴーと冬瓜(とうがん)のコラボパイ」が最優秀賞に輝いた。優秀賞は同会の「宮古島マンゴーの揚げパイ」と、川平よしゑさんの「宮古島マンゴーパイ」がそれぞれ選ばれた。表彰式は10日午後3時から、宮古島のマンゴーまつり会場(うえのドイツ文化村)で行われる。
宮古島産マンゴーを使用したメニューを一般から募集したところ、菓子やジュース、ジャムなど計6点のオリジナルの加工品が集まった。
審査は①味②アイデア③インパクト―の3項目で行われ、4人の審査員が試食して採点した。
最優秀賞の「冬瓜のコラボパイ」は、台風2号で落果したマンゴーを活用しトウガンと組み合わせた。未熟果マンゴーは酸味が強いため、熟果を加え香りと酸味のバランスを良くしたことなどが審査員の評価を得た。
審査委員長を務めた奥原一秀市観光商工局長は「マンゴーを使った多くの料理ができるよう取り組んでいきたい。特産品をPRし宮古の魅力を発信していければ」とコンテストの継続、発展に期待した。
審査委員は▽林欣至さん(宮古島東急リゾート総料理長)▽名嘉真清美さん(県農林水産振興センター農業改良普及課長)▽武富敏さん(おふくろ亭料理長)―が務めた。