與那覇さんの叙勲祝う/荷川取自治会
地域を挙げ盛大に
2011年春の叙勲で旭日双光章(地方自治功労)を受章した元市議会議員の與那覇タズ子さんの受章祝賀会(主催・荷川取自治会)が9日、同自治会の公民館で開かれた。大勢の住民が4期16年間の実績をたたえ、受章を祝福するとともに、今後の活躍を祈念した。
荷川取自治会の伊舎堂勇会長は與那覇さんの実績として市議会議員を4期16年務めて平良市、宮古島市の発展に貢献したことや、婦人会活動も頑張って北学区婦人会長を歴任したことなどを紹介。「この間の努力が認められ、今年の叙勲受章になったと確信している」と述べた。
長濱政治副市長が、祝いの言葉。地域の後輩の奥平一夫、座喜味一幸両県議も駆け付け、「先輩の受章は北学区の誇り」と祝福した。
下地秀一元市議会議員が、友人を代表して乾杯の音頭。近所に住む狩俣あずささんから、祝福の花束が贈呈された。
大勢の祝福を受けてあいさつに立った與那覇さんは「地域を挙げて祝ってくださることをうれしく思う。章は身に余る光栄。これからも頑張るので、指導をよろしく」と盛大な祝いに感謝した。
舞台では、有志らが華やかに舞い、会を盛り上げた。
與那覇さんは1993年、平良市議会議員に初当選し、宮古島市議会議員を含めて4期連続当選。この間、経済工務委員長、文教社会委員長を歴任。女性の立場から、老朽化が進んでいた下里公設市場の建て替えの必要性を訴えた。同市場は、間もなく供用を開始する。