産業・経済
2011年7月13日(水)9:00
きょうから買い入れ/葉タバコ
台風被害で前年の半分以下に
宮古地区の2011年産葉タバコの買い入れが15日、平良西里の日本たばこ産業宮古葉たばこ取扱所で県内のトップを切ってスタートする。台風2号の影響で壊滅的な被害を受けたことから、総重量は前年に比べ半分以下が見込まれている。買い入れ期間も8月3日までの計15日間(土、日、祝祭日除く)と昨年より21日少ない。
宮古葉たばこ取扱所によると総重量は宮古島市、多良間村合わせて前年(1355㌧)より779㌧少ない576㌧を見込んでいる。
買い入れを翌日に控えた12日、宮古葉たばこ取扱所には生産農家らが梱包された葉タバコを次々と運び入れていた。砂川好勝さんは「台風(2号)前に収穫した葉タバコは問題ないが、それ以後はまったく収穫できなかった。昨年の半分以下になる」と話した。
買い入れは平良を皮切りに石垣、城辺、伊良部、下地、多良間、上野の順で行われる。初日は午前8時30分から関係者が集まり開始セレモニーを行う。